自分の心が決めてくれます。

久しぶりに畑に戻って来たら、
メンバーが増えていました!





今まで一緒に生活をして来たA氏が、
ご近所へ引っ越しをして、
通い研修生になり、





日を同じくして、
大学卒業ほやほやの、
ヤングマンN氏が
住み込み研修生としてやってきましたっ!





自宅から100キロの道のりを
自転車でやって来た。
まさに、ヤングマン





60代のA氏もかなりパワフルだったけど、
N氏もやる気満々のパワフルマンですっ!





ここにくる研修生は、動機や志もさまざまです。





おいしい野菜が食べたい
もっと健康的なくらしがしたい
環境問題に興味があって
物質社会に疑問があって





などなどです。






ここでの生活のテーマは、
「自給」ですから、
いろんな動機や疑問の
答えが詰まっている気がします。






農業に携わらなくても、
私たちの生活は今、経済的にも
物質的にも、ギリギリのラインにあって、
今までの生活価値を変化させなければならない
時代に入って来ています。






代表とされるのは、





ご存知、Oil Peak。






石油の生産、供給が
下降路線にあるという事です。






食物の輸入や、交通手段、
家庭の熱供給も、ほとんどの人が
石油に頼ってきました。






この頼れる道が断たれたとしたら?







まだ大丈夫、そうはいっても
国がなんとかしてくれる。






ホントに大丈夫かしら??






キューバは、ソ連崩壊を機に、
アメリカからの物資輸入が途絶え、
まさにオイルピークを経験した国であって、
国民全員が考え方を変えて、
コミュニティを再生したモデルカントリーでもあります。



車が使えなくなり、商店も廃業、
栄養不足になり、妊婦や乳児が
犠牲になる日々。
国民の心も壊れだそうとしていました。






そんな危機から、
どうやって再生したのか?






各家庭で野菜を作り、家畜を飼い、
お金のやり取りを、物々交換に変え、
医師の育成、海外派遣を通して、
他国から物資を輸入できるようにしたんです。






危機がきっかけとなった変化にしても、
国民が力を合わせると、再生能力がぐっと増します。
自分一人がお金持ちになれば良いという
考えがないことがよくわかります。





家族とともに暮らしたい、
食べ物をどうにか手に入れたい。
もう一度、明るい国に戻りたい。






そこから始まったのではないかと思います。
これは、つい最近のお話です。日本だって、
まもなく、オイルピークの打撃を受けます。





今の私たちの生活も、
もう一度、考えてみて、
身近なところから改善をする余地が
まだまだたくさんあるような気がします。






自転車で100キロ、寝袋を持って
1年間の研修に来たN氏が、
考えるきっかけを与えてくれましたよ♪






ちなみに、彼の好きな食べ物は、
「ふきみそ」






面白くなりそうですっ!