バランス

今日はマイ畑で、野菜たちと
対話のひととき。







きゅうりくん。
今の時期から種まきすると、
自然農でもあっという間に芽を出してくれました。









じゃがいもさん。
この子たちは、いつも素直に
着実に育ってくれます。
そろそろ花が咲きます。
何色の花が咲くか、楽しみです。







アマランサスのスプラウト
アマランサスちゃんは、穀物なんだけど、
パンとかご飯に混ざって、栄養価も高く、
ほんのり甘みがあるみたい。
たくさん芽が出たので、間引きして
サラダに入れました。



畑で思った事。





幸せと不幸せ、つらい事と楽しい事、
好きな事と嫌いな事。。




対比するものは、実は背中合わせなんだなってこと。




100人の人が、不幸せな事と考える事は、
実は10人の人にとってはとても幸せな事なのかもしれないし、




小さな小さな枠で、「捕われる」と、
ちいさなちいさな尺でしか物事を判断できなくなります。





例えば、病気になったとしますよね。
熱が出たり、どこかが痛くて生活もままならない状態に
なったとします。




みんな、「あの人は可愛そうな人だ」って思うとします。




本人は、どうでしょう?




ちいさなちいさな「本人」として見れば、
つらくて、いやで、みんなみたいに元気になりたいって
考えるでしょうね。





でも、「細胞」とか、「気」とかいう側から
物事を見ると、「生きよう」というエネルギーは、
健康な人よりも強いかもしれません。





そんな風に何事にも感じる事が出来れば、
常に自分は「オン」の状態でいられるし、
人に愛情を持って、明るくいられるんだと





そんな事を、野菜たちの成長を見ながら
思いました。




夕方、一人のお客様がいらっしゃいました。




静岡で炭素循環農法を実践している
師匠のお友達です。





このかたも、夜みんなでコーヒーを
飲んでいる時に、こんな事をおっしゃっていました。




「ひとつの点だけを見ている人に成長はないし、
愛は生まれてこないもんだよ。そういう人たちが
野菜を作ったら、どんな味の野菜が出来るだろうね。」





お土産に持って来て頂いた
レタスやエンドウ豆、ピーマンは、
ヘタまで全て甘いものでした。




ひとつの点だけで、物事を判断してしまう
人間の浅はかさ。




本来、人間は、高等生物であって、
すべての生物と対話できる能力を持っているのに、
今や、「自己(点)」が邪魔して
愛を持って生きる事が難しくなっていると
bigrovyちゃんも思います。




もっとニュートラルでありたい。







今日のKayo。竹の札を一気に越えて
こんなに大きくなったよ♪