一人チャレンジ

むかしむかし、ある所に、2人の石切職人がいました。
この2人に、


「あなたは何をやっているのですか?」





と質問してみると、





一人の石切職人は、





「見りゃわかるだろっ!オレは毎日毎日
この忌々しい石を叩き割っているのさ!」





もう一人の石切職人は、



「この石を買ってくれる人がいるので、
私は石を切り続けているのです。」







どちらも同じ石を切る仕事。
どちらが楽しくお仕事出来るでしょうね〜







bigrovyちゃんの場合。







「この一箱を20分で終わらせたら勝ちね」






「このフタを閉め終わるまで息しちゃダメね」






そうです。






1人チャレンジに燃えてます。







これ、たいてい眠くなる時に始めるんだけど、






そんな時は、忌々しいと思う一人も、
誰かの為にと思う一人も出てこないからね。
薄情な私。





それでも楽しいんだけどさ。






でも、一日の作業が終わって、
たくさんの綺麗なピーナツを見ると、






「うんうん。行ってきなさい。
そして、みんなに食べてもらうんだよ。」




って気持ちになるから、あら不思議。





単純な作業も、かなり楽しめる。
それが一人チャレンジ。




明日からどうぞプリーズ。






ただ目の前に並べられた仕事を
手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に
勲章みたいに付けて
僕のした単純作業が
この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の
笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に
少ないけど 赤 黄色 緑