千葉県旭市飯岡ボランティア2

昨日、すっごく寒かったでしょ?




甘酒作って飲んじゃったもんで、




あえなく撃沈でした・・




おかげで、今日は早起き!大成功!





飯岡のボランティアへ行って来ました。





今回わたしたちに割り当てられたのは、





「洗濯作業」





洗濯?なにを洗うのか?





着いた先は、「洋品店」でした。





洋品店を営むお母さんが、





「これね、全部海水に浸かっちゃったの。
家族は捨てろって言うんだけどね、
どうしても手放せないんだよ。
売れなくても、着るものに困ってる人がいるでしょ。
そういう人にあげられたら、いいでしょ。」





この洋品店の斜め前のお家では、
津波の被害にあい、亡くなられた方が数名いらっしゃいました。





そんな環境の中で、精神的にも体力的にも
ボロボロだというお母さんは、





真っ先に、他の人のことを考えていらっしゃいました。






すごい。




なにも言えませんでした。





午前中は、5人の手で。




午後は、お手伝いが増えて10人の手で。





お母さんも含め、ご家族の手も入って15人の手で。






300枚以上の衣類を、洗いました。





水道が出ないので、井戸水で。





とにかく、砂と海水を洗い流します。




1枚を3段階の井戸水で洗います。





隣の店舗の軒先をお借りして、





近くで拾ってきたビニール紐を物干し竿代わりにして、





たくさんの衣類を干しました。




通りかかる地元の方も、





「がんばってください」




「ありがとうね」




と声をかけてくださいました。





みんなで必死になって洗って干して、





全てを洗い終えることが出来ました。





でも、これからがもっと大変だと思います。




今日でボランティアの募集は一時終了となりますが、




後日また行ってみようって思いました。







先週お手伝いしたお家の様子を見に行きました。
跡形もなく、撤去されていました。
道路にあった膨大な瓦礫の山も、
綺麗に取り除かれていました。








唯一、この石碑だけは、しっかりと
そのままに残されているそうです。
全ての人に、祈りを。







帰り道、ある中学校の横を通り過ぎました。







校庭には、道路に山積みにされていた瓦礫の山が
集められていました。尋常ではない量でした。






終わりじゃないんですね。





綺麗になっても、見えなくなっても、





どこかでまた始まる。





一歩ずつ、一歩ずつ。





あきらめないように。