地に足がつきますように

今日は、




朝早くから、夕暮れまで





畑に居て、





土を感じていました。





最近、いろんなことを考えて





胸が締め付けられたり、泣きそうになったり、





奮起したり、笑ってみたり、





感情が右往左往していて、





落ち着かなくなってしまいました。






だから、





土を踏みたかったんです。






足を地に付けて、





歩いたり、立ち止まってみたり、





土の温度を感じてみたり、





しゃがんで何かを探してみたり、





ここに立たされている事を実感すると、





落ち着いてきます。






足るを知る。





こういう事になってくるわけです。





人も動物も、植物も、





土の上に立てるから、全てが始まるんです。






「足りる」の語源は、




※足は関節をぐっと曲げた状態になって
地面をけりだす力が出るということなので、
そこから「おしちぢめていっぱいにつまる」
という意味を持つようになり、それが転じて
「十分である」というような意味になった。






だそうです。






一日、土の上にいて、





そのことをずっと考えていました。






足りないものを補うのは、






人それぞれの価値観で、






物が人に寄っていくのではありません。






これも足りないでしょ?これもこれも・・・





人が、勝手に思い込んでいるだけです。





自然は、人に足りないものを与えてくれます。





それを見落としてしまっている時は、





心を穏やかにすることです。










寒い中にも、土の中では春が来ています。







よもぎの新芽。
新芽には、人の毒素を取り除いてくれる
エネルギーがあります。







私が食べる分だけ、いただいて、
お椀の上に乗せました。







春の新芽には、とにかく生きるエネルギーが
詰まっています。苦味が特徴です。





たんぽぽの葉、ハコベ、ふきのとう、スベリヒユ・・





そのへんで、ひっそりと芽吹いています。





土の上にも、足るを知るメッセージがありました。