生きてる畑

過ぎる時間がすごーく早くて、




いつの間にか、コオロギが鳴きはじめて
ススキの穂が顔を出してきました。





畑の作業も、日中、涼しい風が吹くようになって、





服の中に入ってくる感じが心地良いです。





bigちゃんの畑も、秋モードに入ってきて、






オクラが頑張って。






ひまわりが、終わって。
花びらが食べられちゃって小さくなってました。







とうもろこしは、小さく終わってしまったものを
収穫し終わって。乾燥させて種を採ります。








ナスもそろそろ終わりですね。
でも見て〜!このエナメル並みの輝きを!
磨いてないよ、このまんまで畑で光ってるんだよ!
かなりな存在感です。小さいけどすごい子なんです!






こうやって、夏野菜が終わっていくと
少しさみしいんだけど、





感傷に浸る余裕もなく、土作りの時期に入ってきます。






今年の畑は、土づくりをする時間もないまま
夏野菜の植えつけをしてしまったため、
反省点がものすごく多くて。





野菜たちには、たくさん謝った夏でしたよ・・とほほ。





来年はもっとイケイケドンドンな畑にしたいので、





今からたくさん草を刈って、
自分のテリトリーにあるもので酵母菌を作って、
畑の土にたくさん栄養をあげようと思いますっ!!





でね、





今日もいっぱい草刈りをして、土に敷いてたんだけどね、









これ!!





なにこれ??





コロンコロンなの。








どんどん出てくるんだよ!!






マシュマロ・・?





軸のないキノコ・・・・






美味しそう・・・(こらこら)





調べてみたら、




「チビホコリタケ」っていう名前がついてたよ。





他にも、いろんなキノコが確認できるんだけどね、





キノコが生える畑って、
発酵型に向かっている証拠なんだって。





キノコが胞子を飛ばして増えようって頑張ってるんだって。





それを応援できる土は、栄養に富んでいるんだってさ!





今、ナウシカが来たら
二度見して立ち止まっちゃうくらい
いろんなキノコが生えてるよ!




「チビホコリタケが午後の胞子を飛ばしている・・」




言っちゃうね、まちがいない。





それにしても、自然のままの畑作りっていうのは、
土が元気で、ご機嫌で、盛り上がってくるからこそなんだよね、
生きてるって感じが最高に気持ち良いというか。




もっとご機嫌になってもらう為に、人がいて、
美味しい野菜ができるように、お手伝いしてあげるんだな。





そのご機嫌アイテムを、今、いろいろと試作中で。





材料は、もちろん土地のもので。







例えばこれ。白いかたまり。
計ったら100グラムでした。






土着微生物っていうんだよ。
見た目はちょっと。。だけど、
ものすごいかっこいいやつらです。





山の中とかにいる微生物で、
土をフカフカにしてくれるという
大事なお役目を、目立たずに、でも確実に
果たしてくれている微生物くんたちです。





どうやって持ってきたかと言うと、





箱の中に、炊いたご飯を詰めて、
障子紙でフタをして、ビニール袋をかぶせて
山の中に1週間置いただけ。




そうすると、そのご飯をエサに
微生物くんたちが大集合するわけです。





それを持って帰ってきて、






黒砂糖を混ぜ込みます。






トロトロになった溶液を
水で希釈して畑に撒けば!!!






土をフカフカにしてくれる微生物くんたちが
畑のいたるところで活躍してくれるというわけです!!





ご機嫌になるでしょ〜、これは!!





元気な野菜を作るには、
母なる大地に元気でいてもらわないとね!





bigちゃん、いっぱいお手伝いしますっ!