種を採ること


長ネギくんたち。
定植後、スクスク大きくなってます。


知ってた知ってた??


この青い部分、育っている時に触ると
風船みたいにプックプクなんだよ!
触るとパンッて割れちゃいそうなくらい!!


生きてるーー!!!
僕らはみんな生きているですっ!!
いつも触って遊んでるんだけど、
改めて、生命のすごさを教えられますね。



畑にいると、
「すごいなぁ」
の登場回数が増えまくります。
感動しっぱなしです!



今日の午後は、とある公民館にて
知る人ぞ知る、野口種苗さん
講演会に行ってきました〜


野口種苗の野口勲さんは、
漫画家の手塚治虫氏の下でお仕事をされていた経歴の持ち主であり、
その意思を受け継ぎながら、
埼玉で種苗店を営む傍ら、
伝統野菜を守り、自家採種を広めようと
活動されている方なんですね。


bigちゃん、小学生の頃に書いた絵が
手塚治虫賞」に輝いたことがあって
勝手に親近感を抱いていた方でもあるので
お会いできて本当に嬉しかったです☆


自分で種を採ること。
その種を守り続けること。
昔ながらの品種を作り続けること。


その事が、これからの日本にどれだけ
大事なことなのかを、いろんなデータと共に
詳しくお話ししてくださいました。


「昔の野菜は大きさも形もバラバラだから、量り売りをしていた」


昔の八百屋さんってそうでした。
おつり銭が入ったザルが無造作に置かれ、
裸のまま木箱に入った野菜たちが
秤に置かれて、好きな量を買える。


「奥さん、今日は綺麗だからおまけしとくよ!!」


粋な演出もありの。


大きさも形もバラバラだからこその、
そんな素晴らしいシステムで売り買いがされていく。


戦争が始まり、終わり、その後かたづけとして
爆薬の原料が農薬になり、化学肥料になり、
それを売る企業が生まれ、それを買わざるを得ない
農家のシステムが出来上がっていき、
今の大量生産、F1(交配)種が出回るようになりました。


昔ながらの固定種と呼ばれる種から作られる野菜も
一気に姿を消していきました。


「40代以前の人たちは、昔の野菜の味を知らないでしょう」


野菜の味。


みなさん、わかりますか?


お醤油やソースでベッタリと味付けしてませんか?


野菜の持つ本来の味を知れば、調味料なんて
ほとんど必要ないんですよ♪


bigちゃんも、改めて
野菜を作るものとして、種選び、種採りを
しっかりしなきゃって思います。


近い将来、「量り売り」が復活できるような
売り買いをしたいものです。


そっちの方が、お買い物も絶対楽しいしね♪