夜長の作業2


ハウスのトマトちゃんたち。
つい最近まで、美味しい実をつけてくれていましたが、
そろそろ、青い実のままになってきたので
お片づけをしました。





外したトマトの枝からこぼれ落ちた実たちは
全部拾って綺麗に洗いました〜♪
今年もありがとね!大活躍だったし!


青い実は、煮込んで味付けをして保存します。
赤い実は、そのままパクパクです。だって美味しいんだもん。


寒い日でも、こういう作業があるとポカポカです!
真っ暗になるまで頑張って、お片づけも終了です!
やったーー☆


さてさて、今日の夜長のお仕事は、


「草木染め」です♪


ずいぶん前にやってたんだけどね、
これ、すごく面白かったからご紹介です!


草木染めは、その名の通り、草や木を集めてきて
それらを煮出して布を染めること。


花とか実でも出来ちゃうし、
季節ごとのほとんどの草木は染料になり、
しかーも、その草木の持つ効能もそのまま
布に染め入れる事ができるという、
目も肌も喜んじゃう優れものなんだよ!


買うと高いし、高いし、高いから
自分で作っちゃえばいいよ!って思って
初チャレンジしました。


bigちゃんが選んだ材料は、
セイタカアワダチソウ」。
秋になると、
土手とか空き地に黄色い花を咲かせるよね。


このセイタカアワダチソウは、
bigちゃんの畑を占領していた
「やっかいもの」
だったんだけど、


彼らがいたから畑の土は守られていたと思うと
なんだか憎めない草になったんです。
初心忘れるべからずの意味も込めて
この草に決めました。




じゃじゃん。
見たことあるでしょ?
枝も葉も花も、みんな使います!





この子たちを、お鍋で煮ていきます。
グツグツグツグツ。どんどん色が出てくるよ!




ある程度、煮出したら煮汁を漉します。
こんな色になりました。


ここで布を浸けるんだけどね、
今回は「綿」にしたんだけど
綿は植物由来の布なので、草木染めでは
かなり薄く染まってしまうとか。

一番良く染まるのは、動物由来の
「絹」だそうだけど、そんな高価なもの
買えないbigちゃん。


そこで、植物由来の布を動物由来もどきに
変えてしまうひと作業をします。


「大豆」を絞った液に浸すんだよ!
タンパク質を布に浸み込ませると
絹と同じような繊維質になるんだってさ!


水に浸しておいた大豆を、ミキサーにかけて
絞った液を10分位綿に浸して絞っておきます。




それを、先ほどの染色液に漬け込むの。
10分位、布を良く動かしてね!
まんべんなく染めるコツです。


軽く絞ったら、染色液をもう一度鍋で
沸騰させます。

1回じゃ染まらないので、2回目の準備。


そして、ここで登場するのが




ミョウバン
ナスの漬物とかで色落ちを防ぐために
使うものだよ!


これを、沸騰させた染色液に少し混ぜて、
また、10分位浸けこみま〜す♪
そしたらね、ぐぐんと色が濃くなるんだよ!
ここの変化が一番面白かった!






染色後の布。優しい黄色になりました。
優しいの。ほんと、すごくいい色になって
bigちゃんもご満悦です!

これを、天日で十分に乾かしたら出来上がり!





左が、染める前の布。
右が、セイタカアワダチソウの布♪


これは、マーケットに出店する時の
ノボリに使おうって決めてるんだ♪


ちょっと手間がかかるけど、
ウキウキするし、楽しいし、
びっくりするし
材料費も300円だし、
お勧めの遊びですよ!