命のサプライズ

「さっんみ!!」


「しぃーーー!すぅーーー!!」


寒さの表現も、まるでオヤジ。
6℃で限界を感じているbigです。
北の方々、申し訳ない。
来年はもう少し強くなります。


さてさて、今日は、
感動サプライズがありました!!


縁ある方から、自然米を購入して、
届けてくれた方が、その農園で生まれた
鶏の卵をお土産にくれたんです。


そして、もうひとつ、違う農園の卵も
渡してくれて、


「この2つを食べ比べてごらん」


おっしゃったんです。


卵大好き。しかも両方、平飼い。
餌もかなり厳選してあります。


美味しいに決まってます。


でも、そこをあえて食べ比べてごらんと
言われたので、どんな違いがあるのかと
早速ご飯を炊きました。
(たまごかけご飯限定審査。)




2つの卵。餌の違いから、黄身の色がまず違う。
黄身の張りと白身のふくらみは同じくらい
盛り上がっていました。新鮮な証拠。


現在、鶏の種類は、90%以上が外来種
そして、ひよこの時に業者から生産者に手渡され
飼育を経て卵を産ませていくんですが、
その手渡す時に、感染病を避けるために
ワクチンを打ちます。


そして、生まれた卵にも殺菌剤を振りかけて
流通に乗せます。この時点で、生きていた卵は
完全に成長が止まります。残念ながら・・
だから、賞味期限が短いんです。


卵がお腹の中にある時は、
成長するために必要な栄養素摂取や
呼吸をしなければならないのですが、
それは卵の殻にあいている
目に見えない無数の小さな気孔が
その役割を果たします。


大量生産下にある卵は、ワクチンと、殺菌剤という
リスクを負って産まれてくるわけです。


卵アレルギーの子供が増えるのも、うなづけます。


bigは研修中、平飼い養鶏を経験したので、
美味しい餌を食べた鶏が自由に動いて、
そこから生まれた丈夫な卵を食べていたので、
その良さがよくわかるんです。


で、

早速、さきほどの卵を試食。


臭みは両方なし!ここで鶏舎の環境が
良い事がわかります。
衛生的に、可愛がられて育ったんだねって感じます。


美味しい玉子と言うのは、残念ながら
大量生産が出来ません。
さきほどのリスクを避けるため、
飼育数を増やす事ができないんです。
数が多ければ、病気の感染率が上がり、
薬を投与しなければならなくなるでしょ?


こちらの2つの卵の親たちは、
外来種ではなく、(かなり希少です!)
飼育数も限られています。


そして、いよいよ、味!


甘い!!
甘いーーー!!!


口当たりは、右が軽く、左は濃厚。
でも、味は両方、甘いのです。


生きてるなぁ。
産まれたんだなぁ。って。
思わせてくれる卵でした。


「でも、やっぱり10個98円の方がお得だし、卵だし。」


わかりますよ。うん。そりゃ、安いのは魅力的。


でも、安さのカラクリが必ずあるんです。
それはリスクとも言えます。


それはおいといても、


どうせ食べるなら、美味しいものを食べたいなと。
改めて、思わせてくれます。
そのくらいの感動サプライズ!!


「あたちのママ、すごいでしょ?」


って、卵が自慢してくれました♪


ごちそうさま、美味しかったよ!