おばあちゃん退院☆

今日はちょっと嬉しすぎて、
畑の話ではありませんが、
書いちゃいますっ!


bigのおばあちゃんが退院しました☆


3月に、お家の中で転んでしまった彼女は、
そのまま、入院を余儀なくされました。


大腿骨骨折。
96歳の老体には、つらい怪我となりました。
家族も、みんな、寝たきりになると想像してしまうほどでした。


しかし彼女は、転んだその日に手術を決め、
4時間に及ぶ大仕事を成し遂げました。


それからの入院生活は、精神的にとても辛いようで、
食欲も落ち、気持ちも伏せがちになり、みるみる
痩せてしまいました。


家族に当たることもあり、一番近くに寄り添っていた
bigの母は、泣いて電話してくることもありました。


それでも、「今は、おばあちゃんの気持ちを最優先しよう」を
合言葉に、私は母のフォローを、叔母と母はおばあちゃんのフォローを、
父や兄たちは、家のフォローを。そうやってお互いに支え合って
日々のおばあちゃんの体調の変化を見守ってきました。


術後、足の痛みが治まってきたのが入院2ヶ月を経過した頃、
本格的にリハビリが始まり、寝たきりの空間から、世界が少しずつ
広がっていきました。


ご飯も、食堂でみんなと食べ、リハビリも平日は毎日、
我慢していたお風呂も定期的に入れるようになり、
食欲も少しずつ出てきた頃、
おばあちゃんの表情が変わってきました。


「一緒にご飯食べる●●さんがね、面白いのよ♪」


「リハビリ担当のお兄さん、イケメンなの!」




bigのおばあちゃんは、昔から人と近くお付き合いすることが
苦手で、ゲートボールとか、コミュニティセンターでのお茶のみなど、
面倒くさがって、いつも避けていました。


そんな彼女が、


「自分でもびっくりしているんだけど。
大勢で食事しているときにね、話の盛り上げ役になっちゃうのよ、
隣の人が食べていないとね、冗談言って食べさせちゃうの。
こんな自分がいたなんて、思いもよらなかった。不思議ね。」


96歳になって、自分再確認のおばあちゃん。
38歳のbigは、まだまだなのです。


そして、本日、めでたく退院の運びとなりまして。


先ほど、彼女から電話がありました。


「お味噌汁とお蕎麦が美味しくて美味しくてね、
いつも食べてたものなのに、こんなにも美味しいって感動しちゃってね!」


「みんなの声が近くに聞えて、ひっきりなしに部屋に入ってきて、
なんだかとっても嬉しいの。今日は本当に気分がいいのよ。」


キラキラした声に、big、泣くのをこらえ、一緒に笑いました。


ありがとうとしか言えません。
おばあちゃん、本当にありがとう、貴女はすごいです。


「快気祝いには絶対来てね!待ってるからね♪」


行くよーーーっ!!今すぐ行きたいよーーーっ!!!!
待っててねーー♪