寝不足の原因

ここ1ヵ月ほど、
bigは寝不足で、少しだけ体調を崩しました。
目も、ピクピクしてました。


遊びすぎなら納得ですが、


原因が、まさかの「犬」。
犬によって寝不足になるという前代未聞の事態でした。


ご近所で飼われている犬なのですが、
それはそれは尋常ではない声で鳴いているのです。
ずっと。毎日。


遠吠えでもなく、クゥンクゥンでもない
叫び声のような悲しい声でした。


それも、早朝4時頃からなんです。
集合住宅地なので、建物に跳ね返った声は
エコー付きマイクでカラオケしているような音量になります。



飼い主は何をしているんだろう・・
まさか・・虐待?
でもこんな朝から・・?


1ヵ月の我慢の末、bigもすっかり寝不足になり、
とーーっても寒い朝に、限界を感じました。
「あの子、寒さで鳴いてるんじゃ・・・?」


思わず、110番へ電話しました。


警察「どうしました?事件ですか?事故ですか?」


big「はい、近所の犬が鳴いてまして・・かくかくしかじかで
このような状態なんです。」


警察「鳴き声とはどのような鳴き声ですか?」


big、早朝の5時から警察にお題を出されました。
どのような鳴き声って・・・。むむ・・・。


big「ものまねが出来るんですが、やってもいいですか?」


警察「・・・はい?も・・ものまねですか・・?あ、はい・・どうぞ・・」


big「あ、はい!では・・・ワォーーーーン!オンオン!オーーーンオンッ!!」


警察「・・・・。なるほど、それはすごいですね。では、今すぐに現場に向かいます!」



どうよ。


やってやったわ。あたし。


早朝ガラガラ声で犬のものまね、やってやったわ。


それから20分後、パトカーが到着し、飼い主の方とお話しされてました。


数日後、近所の駐在さんの所へ行って、
犬の鳴き声の原因を聞いてみましたら、



「飼い主が散歩に行けず、近所の方に代行してもらっているそうです。
その方を待って待って待ち切れずに鳴いているそうです。」


犬に聞いたかのような答えでした。
朝の4時からぁ?今まで鳴いてなかったのにぃ?


でもまぁ、そういうお答えでしたら、虐待ではなかっただけ
ひと安心。あとは、飼い主さんのケアにお任せするしかないので、
bigは耳せんして寝ることにしましょうと決めました。


すると、


それからというもの、犬が鳴かなくなりました。
あの悲しそうな声は、もう響き渡ることがなくなりました。


もうね、


スヤスヤよ。bigは。


安心な夜を過ごしているの。


しかし、どうやって鳴きやませたのかしら。
さすがは飼い主さんね。


でもね、この一件で、いろいろ考えさせられましたね。


ご近所とのコミュニケーションとか。
苦情はどこまで苦情になるのかとか。
飼い主さんのせいには出来ないのに、とか。
bigの我慢の限界、とか・・・。


警察の方も、いろんな連絡を受けるんだろうな。
ありがとうございました。


まぁでも、よくやったよ。
警察にものまね・・・